2010年11月4日木曜日

『就職戦線異状なし!』就活について01

「働く」ということ「設計する」ということ


私が芸大を卒業し就職した頃は、今振り返ってみるとバブルが崩壊し景気が沈降していく時期でした。卒業を控えた半年くらい前から大学院に進むか就職するかを恩師に相談した記憶があります。恩師からアトリエ系事務所、組織設計事務所、ゼネコン各社を紹介されましたが、結局はゼネコンの設計部へ行くことになりました。


なぜゼネコンの設計部なのかと問われれば、当時から師事したいと思う建築家がおらず、設計しかしない組織設計もなんだか片手落ちの感じがして、設計と施工をおこなうゼネコンがいいなと感じていたことと、何色にも染まらんだろうという理由からでした。


結果、ものづくりしかしたことのなかった芸大生が、まともに社会性を得る会社という組織に就職していくことになったのです。


それが結果として独立し設計事務所を開いて、今に至るわけですが、その善し悪しについてはシンポジウムにてお話できればと考えています。


お問い合わせとお申し込みはアリアフィーナ大阪まで



文責:筑波幸一郎ー006025



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