わたくし牧野は現在41歳です。
過去にこんなことを考えて行動してきました。
7歳---近所のアトリエに通い、中庭でひまわりの絵を描いていました。
10歳---ゴッホに興味をもち、この頃の読書感想文は毎年「ゴッホ」でした。
16歳---なぜか工業高校の建築学科に入学する。
18歳---建築に興味が湧かず、映像に興味を抱き高校卒業と同時に東京へ・・・。
若かりし頃は常に華やかさを求めていたような気がします。
ちなみに私が尊敬する人物が私と同じような年齢の時に何をしていたかといいますと
黒澤 明氏
1910年 誕生
1950年 「羅生門」が公開。
1954年 「七人の侍」が公開
「羅生門」のころは配給が大映で、その後の「生きる」からは東宝配給。
山田 洋次氏
1931年 誕生
1972年 「男はつらいよ 又慕慕情」(マドンナ役は吉永小百合)
既に寅さんシリーズも第9作目。
積み重ねではありますが40代がヒジョーに面白い気がします。
たまたま後輩で漫画家がおりまして、昔に議論したことを思い出します。論点はアートは本当にあるのかないのかです。彼は漫画家として編集者と適切にことを進めていきマーケットあるいはメディアに対し明確に答えていくことが役割で必要なのだと説くわけです。ですから理解しにくい芸術たるものはないよと。しかし、クリエイターはわらないから挑み、そして創り続けていくのではないでしょうか。尊敬する手塚治虫氏も次々と新しいものを創り上げていきましたよね。人の心に届き刺激を与えるもの。私の原点はここにある気がします。
今は専門学校で教えていることもあり学生と話す機会が多く、最近はよく人生相談を受けます。相談の大半は「悩み」です。結局答えは本人しか出せないのではありますが・・・。しかし悩みぬくことが間違いなく次へのステップに必要なことだと思います。そんな私は建築一本ではない芸歴です。しかし、人生には何ひとつ無駄がないように思えます。さまざまな経験を活かし、社会に貢献できる活路を茶話会にて真剣に語りたいと思います。
2011年4月22日金曜日
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