『世界名作劇場は子供に「愛」を伝えたか』
「アルプスの少女ハイジ」をはじめとする、世界の名作をアニメで紹介するテレビプログラム「世界名作劇場」。「フランダースの犬」「母を訪ねて三千里」「トムソーヤの冒険」「あらいぐまラスカル」「小公女セーラ」...etc 数々の名作をアニメから日本の子供たちに発信してきた。
この名作を「本」で読もうと思ったら相当な労力だろうし、ましてや小学校低学年あたりで読破できる子供はそうそうおるまい。でも、アニメならさらりと楽しみながらその名作たちに触れる事が出来る。しかも「タダ」で。
今でもそうだが、世間の大人たちは子育て時期に手が離せない時など「テレビ」に子供を預ける時がある。人によっては預けっぱなしの場合もあるだろう。そんな時に子供達が目にする「テレビ番組」には親も注意を払いながらテレビの前に座らせるだろう。テレビを見る子供たちの集中力はすごいものだ。親が言い聞かせるよりもスピーディーに情報を頭に入れ、それを親に教えてくれるまでになる。そんな情報源がテレビである。しかもタダで見放題、それゆえにありがたいし怖い媒体でもあるわけだが。
そんなテレビがら見る事が出来た「世界名作劇場」はその名の通り、世界の名作を私達に届けてくれた。原作が原作だけにその物語から伝えたいことがしっかりとある。幼少の子供達はそんな作者側の「伝えたいこと」を知らず知らずの間に身に着けていくことになる。
中でも世界名作劇場は人間の様々な「愛」の形を子供たちに教えてくれたのではないかと思う。「愛」とは決して形として皆が望むようなものだけでなく、人の生き方に応じて様々な「かたち」があるという事を。子供が大人になる過程で、生きていく中で出会う様々なことから「愛」を見出していく様を、幼少の私達に知らぬ間に刷り込んでくれていたように思う。
そんな世界名作劇場から、私はどんな「愛」を刷り込まれていたのでしょうか。
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私の周りに今どんな「愛」が存在するだろうか。
あなたの周りにはどんな「愛」が存在しますか。
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そして、あなたは「建築」にどんな「愛」を持っていますか。
文責:進藤勝之-4430
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